サンホームがお届けする、家づくりお役立ち情報!
サンホームの佐藤です。
今回は家づくりワンポイントアドバイス編です。
家づくりにおいて、間取り配置はとても重要です。
そこで、間取りのなかでも、配置する場所がとても重要になる『階段』についてです。
間取りを考える際、とかく後回しにされがちな階段。
実は、我々プロの目線からすると、間取りを考える上で、最も重要なのが階段の配置なんです。
◆リビング階段
住まいのなかで、上下階をつなぐ導線となる階段。
最近では階段を玄関や廊下ではなく、リビング内に設ける「リビング階段」、「リビングイン階段」というプランが多くなりました。
そこで、リビング階段にした場合のメリットとデメリットについてです。
◆リビング階段のメリットとデメリット
【リビング階段のメリット】
メリットとしては、なにしろ家族のコミュニケーションがとりやすいこと。これが一番です。
階段がリビングにあることで、子供が2階の個室に行く際には、必ずリビングを通ることになり、
自然に家族と顔を合わせることで、コミュニケーションもとりやすくなります。
また、デザイン性の高い階段にして、階段そのものを室内インテリアのポイントとすることもできます。
【リビング階段のデメリット】
デメリットとしては、階段室が煙突の役割を果たすため、冷暖房などの熱効率が悪くなりがちです。
冬には2階から階段を通って冷たい空気がリビングに流れ込み、寒さを感じたりする場合があります。
これを「コールドドラフト現象」と言います。
また、階段がキッチンに近い場合は、料理のニオイが2階に上がりやすい、
階段のホコリがキッチンに入りやすい・・・などがあります。
それぞれに一長一短があるので、間取りを考える際は、階段の位置をしっかりと検討することが大事です。
家づくりで気になることや疑問などがありましたら、
サンクリエイトホームまでお気軽にご相談ください。