今回は、好評を頂いている土地シリーズ第9弾をお届けします。
【今回のテーマ】
駅の近くに気に入った土地を見つけたのですが、
不動産会社から「防火地域」だと、説明を受けました。
メリット、デメリットを教えてください。
防火地域とは、火災が発生したときに、延焼するのを防ぐために、
耐火建築物を建てることが定められている地域のことです。
また、防火地域よりは少し規制が緩やかな「準防火地域」というエリアもあります。
駅前や幹線道路沿いなど、建物が密集している場所や、
交通量の多い場所が防火地域で、その外側が準防火地域に指定されているのが一般的です。
防火地域、準防火地域は各自治体の都市計画課などで確認できます。
これらの指定地域では、使用できる建材などに制限があったり、
防火設備を設置しなければならないケースもあります。
そのため、思い通りのデザインの家を建てられなかったり、
コストが嵩むことがあるので注意が必要です。
早めに信頼できる住宅会社を見つけ、防火地域でも希望の家が建てられるかを相談してみましょう。
◇◇◇ POINT ◇◇◇
防火地域には耐火建築物を建てることが指定されている。
1・防火地域は各自治体で確認できる
2・思い通りの家を建てられないことや、コストが嵩むことがある