住まいのヒント【冬の安眠のコツ 】
皆さんこんにちはサンクリエイトホーム渡辺です。
冬に「寝つきが悪い」「眠りが浅い」といった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?
寒さのために体が冷えて眠りが浅くなるのに加え、冬は日照時間が短いため、体内時計が乱れることも原因です。
寝る前に少し工夫を加え寒い冬も疲れをためない健康的な生活を送りましょう。
◆ 寝つきがよくなる寝室作りのテクニック
まずは自分の寝室や温度はどうか、どんな寝具で眠っているかなどを確認しましょう。
(1)温度・湿度
温度は、ナイトウェアの上に1枚はおって、ちょうどいいくらいの16~20℃が目安です。
冬は乾燥でのどや鼻の粘膜が傷みやすいので、濡れタオルなどで湿度50%前後をキープすると良いでしょう。
(2) ナイトウェア
寝る時のウェアも安眠に繋がる大事なことの一つ。
保湿性や吸湿性が高く、汗が放散しやすい「天然素材」や「機能素材」のものを着用しましょう。
また、足が冷える方には5本指靴下の上に綿製の靴下を重ねてはく方法も効果的です。
◆ 熟睡できる暖房の使い方
睡眠の質を高めるために大事なのは「深部体温」と呼ばれる体内温度の変化です。熟睡しているときは低温で、目覚めの少し前から上昇して朝を迎えます。
(1) 深部体温の調整
就寝1時間目にぬるめのお湯に10~20分つかると体温が上昇。
その後体温が下がるにつれ、眠気が強くなります。
電気毛布などで加熱したままだと深部体温が下がりにくく、眠りが浅くなります。
(2) 暖房器具の温度設定
就寝前はエアコンなどの温度設定を低めにし、眠っている間はオフに、起床時間に合わせて暖めるなどのタイマーで調節しましょう。
「湯たんぽ」は、ゆっくりお湯がぬるくなるため、暖房器具としてオススメです。