2025年1月 お役立ち情報【雪国の住宅屋根について】
【雪国の住宅の屋根について】
みなさん、こんにちは
今シーズンの青森は十数年に一度の大雪だそうです
まさに「災害」レベルです
とくに青森市と弘前市周辺では豪雪と言っていいほどの降雪量です
青森市では除雪が追いつかず、交通や物流に大きな影響を及ぼしております
なんでも、除雪機やダンプの運転手さんも少ないため、市と契約している企業も少ないとか(*_*;
今後この問題はどんどん加速しようですね
さて、雪国青森で住宅を建てるとしたら
屋根の形状や雪を落雪させるか無落雪にするか?
どのような家づくりをすればいいのでしょうか?
大きく分けると屋根形状は勾配屋根と雪国独特の無落雪屋根(スノーダクト方式)に分かれます
下の画像の無落雪仕様は雪が降る一部の地域のみで見られます
私たちが住む青森市や弘前市も無落雪屋根が多く見受けられますね
※因みに勾配屋根でも無落雪仕様が可能です(ステイルーフ)
色々と考えてみましょう!
〇落雪屋根と無落雪屋根のそれぞれのメリットとデメリット
・無落雪屋根の場合
〈メリット〉
◇無落雪屋根が有利なのは、敷地が広くない場合に有利です
一般的に住宅を建てるための敷地面積は40~60坪前後の場合が圧倒的に多いいと思います
例えば50坪くらいで家を建てて勾配屋根に(落雪)した場合は一体どうなるでしょうか!?
住宅の面積や屋根の勾配角度にもよりますが
お隣に落雪して迷惑をかけてしまい、大変は事になるのは想像できます
敷地に余裕がないと雪を落とすスペースありません
そんな時は無落雪屋根が断然有利になるわけです
◇屋根の雪下ろしも勾配屋根に比べて楽です
*勾配屋根は角度がついているため、落下の危険があります
〈デメリット〉
◇今シーズンのように、災害レベルで積雪があった場合はかなりの荷重がかかるため、屋根にとってはあまり良くない場合もあります
通常の積雪なら今どきの新築は問題ないと思われますが、今シーズンは異常なほど青森市及び津軽方面では降雪量が半端ありません
もしもの事を考えると屋根の雪下ろしをしたいところですね
◇その他には、稀ですがドレンパイプが詰まっていたりして
それが原因ですが漏れをおこす可能性もあります(雨漏れとは違います)
※勾配屋根でも無落雪仕様は可能です
所謂、ステイルーフといいますが、雪止め機能と一体化した屋根材です
・勾配屋根(切妻他)の場合
〈メリット〉
◇なんといっても雪が 勝手に落ちてくれるので屋根の雪下ろしをする必要がありません
若いうちはいいのですが、ある程度の年齢になると屋根の雪下ろしは非常に危険です
◇勾配屋根はなんといってもデザインが良いですね!
好みは人それぞれなので一概には言えませんが、三角屋根は見た目的にはバランスの取れた外観でデザイン的にも優れていると思います
〈デメリット〉
◇勾配屋根は雪が自然と落ちるわけですからそれなりの敷地が必要です
家の面積にもよりますが50坪~60坪くらいの敷地面積ですと落雪させるのは難しいと思われます
土地の形状や立地にもよりますので一概には何坪とは言えませんが一般的に考えても70~80坪以上は欲しいところです
◇前述したとおり、勾配屋根の雪下ろしは危険です
角度がついているため落下の危険性が高い
以上が無落雪屋根と勾配屋根(落雪)のそれぞれのメリットとデメリットです
細かいところを比較するとまだまだありますが、ざっと並べると以上のような事が挙げられます
では、一体どちらがいいの!?と、思われますよね
答えは簡単です!
好みや敷地の大きさに合わせて屋根の形状や無落雪が好ましいのかを提案します
先ずは、デザイン的にどちらが好みかも重要ですね!
勾配屋根の家を建てたい!!というご要望でしたら、次に考えなくてはいけないのが敷地です
建て替えの場合でしたら土地の面積はすでに決まっているわけですからそれに合わせて無落雪にした方が良いのかをご提案します
十分な空いている部分があれば、落雪をお勧めする場合もあります
無落雪屋根も落雪屋根もそれぞれメリットやデメリットがありますので、先ずはお施主様のご意見を伺ったあとで最適なアドバイスをさせて頂きますのでご安心ください
もちろん!青森の家づくりは屋根の事を考えればいいわけではありませんね
断熱性や
暖房をどうするか?
などなど、考える事たくさんあります
そんな時は、サンクリエイトへお任せ下さいませ<m(__)m>
お話を伺った上で、適切なご提案をいたします
先ずは、〈サンクリエイトホーム〉へお問合せ下さい!!
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