家づくりお役立ち情報!
【耐積雪等級ってなに? ~構造躯体の倒壊防止及び損傷防止~】
屋根の積雪に対する構造躯体の倒壊、崩壊等のしにくさ、及び、構造躯体の損傷の生じにくさについてのお話です。
いわゆる住宅が雪の重さで崩れたり、壊れたりしないための住宅の持つ強さのことです。
青森は言わずと知れた全国屈指の豪雪地帯です。
しかも青森市にいたっては、人口30万人の都市としては、世界的にも例がないほどの豪雪地域といわれています。
世界的にみると、青森市ほどの豪雪地域に、30万人も暮らす都市をつくらないってことなんですよね。
でも、青森はつくっちゃんたんですね・・・・。
ちなみに、「構造躯体の損傷の生じにくさ」とは、大規模な修復工事を要する程度の著しい損傷ということです。
そこで、積雪に対する屋根の強度としてランク付けされています。
新潟県の糸魚川市を想定した多雪地帯において、数百年や数十年に一度程度発生する積雪を基準として
住宅の構造躯体が倒壊及び損傷しないで、耐えられるレベルを等級で示しています。
積雪等級でも耐震・耐風と同様に豪雪の頻度によって、倒壊等を防止する構造と、損傷を防止する構造にランクが付けられています。
極めてまれに発生する積雪とは、その地域の過去の積雪実績によって異なります。