今回のテーマは、前回に続き「トイレの基礎知識その3」です。
《トイレアクセサリー》
トイレ空間に必要な物の一つにトイレアクセサリーがあります。
トイレアクセサリーとは、ペーパーホルダー(紙巻器)やタオル掛け、
手すりなどトイレ空間に必要なアイテムのことです。
最近では使い勝手はもちろん、
デザインも豊富で空間のアクセントにもなります。
ペーパーホルダーはデザインが豊富になり、
金属製、木質系、陶器製など様々な種類のものがあります。
ペーパーホルダーは設置場所に注意が必要です。
便座に座った状態でペーパーが使いやすい位置に取り付けることが基本になります。
手洗いの際に水がかからないか、
出入りのときの動作の邪魔にならないかもチェックしましょう。
また、デザインも大切ですが、ペーパーの脱着がしやすいかなど、
使い勝手もきちんとチェックしましょう。
ペーパーホルダーと同様に、
設置場所と使いやすさをチェックしましょう。
手を洗ったときにすぐに拭ける位置にあるか、
タオルの交換はしやすいかどうか、
デザインも豊富ですが、バータイプかリングタイプかで、
見た目も大きく変わります。
ペーパーホルダーのデザインや材質とあったものを選ぶと、
全体がすっきりとまとまります。
以前は、年配者や障害者向けの商品というイメージでしたが、
最近では基本的なアイテムになっています。
手摺の素材は木質か樹脂製が多く、形はL型が基本です。
手摺の目的は、立ち上がりの補助と移動の補助。
縦の手すりは立ち座りを、
横の手すりは伝い歩きや座る姿勢を安定させるのに有効になります。
手摺を取り付ける位置は、実際に経ち座りをしてみて決めましょう。
トイレアクセサリーを変えるだけでも、
トイレの雰囲気はガラリと変わります!