サンクリエイトがお届けする、家づくりお役立ち情報!
大好評土地シリーズをお届けします。
【今回のテーマ】
土地を探していると、ときどき「借地権」という土地を目にします。
これは何なのでしょうか?
借地権とは、その名の通り土地を買うのではなく、
「土地を借りる権利」を得ること。
購入の場合は「所有権」となります。
借地権には「地上権」と「賃借権」があり、それぞれ種類が異なります。
「地上権」には土地を直接支配できる権利があり、
借りた場所に自分の建物を建てるほか、別の人に賃貸することが自由にできます。
「借地権」は、別の人に賃貸はできず、
譲渡や建物の建て替えを行うのに土地所有者の承諾と権利金などが必要になります。
しかし、これまでの長い歴史の中で、借地人の保護が図られ、
実質的な価値は地上権と違いが無くなっていると言われています。
借地権のメリットとしては「価格が安い」ということ。
土地の取得税も発生せず、登記費用も発生しないので、
不動産購入時の諸費用を低く抑えられます。
土地の固定資産税、都市計画税の負担もありません。