サンホームがお届けする、家づくりお役立ち情報!
これから住宅を建てようと考えている場合に、
もっとも重要な要素のひとつが、住宅が健康に及ぼす影響です。
本来、寒さや暑さ、自然条件などの危険から守ってくれるはずの住宅も、
住宅そのものの性能が悪いと、むしろ危険を助長してしまうことにもなりかねません。
中でも重要と思われるのが住宅内の各部屋の温度差です。
特に廊下、トイレ、お風呂場などの温度差が重要になってきます。
そこで、今回は『住宅の部屋間の温度差が及ぼす影響』についてのお話です。
室内の温度差がなぜ問題なのか?
それは、血圧の上昇と綿密に関係してくるからです。
一日のうちで血圧が最も低くなるのは、就眠後の1~2時間といわれています。
このような寝ている状態から急に立ち上がると、それだけで血圧が10ポイント上がります。
高血圧の人やお年寄りなど、就眠中にトイレに立とうとするだけでも危険です。
さらに、就眠中の布団の中の温度は、夏・冬ともにあまり変化はなく、
32~34度位といわれています。
例えば、一般的な住宅の暖房していない廊下で、気温5度と想定してみても、
布団から廊下に出る間の温度差は27度以上もあります。
この場合、血管が急速に伸縮して、なんと血圧が急激に約30ポイントも上昇します。
これが温度変化による急激な血圧上昇、いわゆる「ヒートショック」といわれる現象です。
外気温がマイナスに下がる青森では、その危険性は測り知れません。
トイレだけではなく、風呂場や使用していない部屋など、普段暖房されていない部屋は、
温度差が激しく、危険な場所といえます。
お年寄りだけではなく、乳幼児や虚弱体質の人も、風邪をひきやすくなり、
様々な病気の発症原因をもつくってしまうこになります。
このように、健康で安全に暮らすためには、家全体が温度変化の少ない、
高断熱・高気密・計画換気の3つの要素を取り入れることが理想といえます。
家づくりを始める前に、まずは、この高断熱・高気密・計画換気の3つの要素が
そろった住宅会社を選ぶことがとても重要です。
家づくりについて疑問、質問などがありましたら、
サンホームまでお気軽にお問い合わせください。