シニア世代に平屋が選ばれる理由

年齢を重ねても快適に暮らせる住まいづくりは、多くの方の関心事です。
「子どもが独立したのでコンパクトな家に建て替えたい」
「将来を考えてバリアフリーな平屋にしたい」
など、とくにシニア世代の方々からの要望が増えています。
また、在宅ワークが標準化しつつある現代では、若い世代にも平屋住宅の人気が高まっています。
世代を問わず支持される平屋は、階段がなく、同じフロアで暮らせるという点から、特にセカンドライフを楽しむご夫婦にとって最適な選択肢といえるでしょう。
将来を踏まえた設計・プランニング
「人生100年時代」と言われる今日、将来にわたって安心して暮らせる家づくりが求められています。サンクリエイトホームでは、設計・施工に工夫することでコストを抑えながらも、お客様のご要望に最大限お応えできるよう、きめ細やかなご提案をいたします。
また、シニア向けの住宅ローンが各社からでておりますので、ご利用を検討いただくのもよろしいかと思います。 このシニア住宅ローンは基本的にはリバースモゲージ型住宅ローンで、簡単に言うと「自宅に住み続けながら、自宅を担保にお金を借りられるローン」となります。
メリット
- 自宅に住み続けられる
- 毎月の返済は利息のみでOK
- 借りたお金の使い道は自由
デメリット
- 将来、自宅を売却する必要がある
- 借入額が大きくなると、相続時に相続税がかかる可能性がある
*リ・バース60の場合は相続者に負債がいかないように選択もできる
例:ARUHI「リ・バース60」
(この他にも各金融機関で様々なローンが用意されています) - 金利上昇のリスクがある
住宅ローンも様々な種類のローンがございます。
お客様のライフプランに合った提案をしておりますので、ぜひサンクリエイトホームまでご相談ください。
シニア世代の家づくりで重視すべきポイント
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1. バリアフリー設計
現在は元気なお体のご夫婦であっても、将来的な身体機能の変化は考慮する必要があります。
例えば生活に車いすが必要になった場合、床に段差があったり、間口が狭い設計では支障が生じ、その段階でバリアフリーに対応するとなると十分な施工ができない可能性があり、費用面でも大きな負担が発生します。
そのため、シニア世代の家づくりには、ご高齢者や障害のある方にとっても生活しやすいバリアフリー設計を基本とすることが重要。床面はフラットにし、車いすでも移動しやすい空間を確保します。
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2. ヒートショック対策
気温の変化によって血圧が乱高下し、心臓や血管の疾患が起こるヒートショック。これに伴う脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などで死亡するケースが多発しています。特に65歳以上の高齢者は影響を受けやすいとされており、室内温度が一定に保たれた家が健康なシニアライフには求められます。
室内温度を一定に保つことができる床暖房や、パネルヒーターなどの全館暖房システムで室内の温度差を最小限に抑えた、高気密・高断熱設計の住宅をおすすめします。
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3. フレキシブルな間取り
ライフステージは10年ごとに変わると言われています。将来の環境や家族構成の変化や、年齢を重ねたご自身の健康状態に伴う生活変化にも対応できる間取りを考えておくことも重要です。手すりの設置や車いすの利用などが必要になった場合でも、柔軟に対応できるフレキシブルな間取りを計画しましょう。
可動間仕切り
可動間仕切りの最大のメリットは、簡単にレイアウト変更に応じて移設が可能なところです。場面やシチュエーションに応じて過ごしやすい空間を作ることができます。
『引き戸』:部屋と部屋の間に引き戸を設置すれば、閉めることで部屋を分け、開けることで部屋をつなげ大きな空間として使うことができます。
『可動式間仕切り収納』:引き戸の代わりに、可動式間仕切り収納を設置すれば、収納スペースを増やしながら、空間を仕切ることができます。フレキシブルな間取りをつくることは、難しいことではありません。ちょっとした工夫で、ライフステージにあった空間をつくることができます。
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4. 将来を見据えたメンテナンス性
今後のライフイベントによっては、おうちを手放すという選択をする場合もあるかと思います。修繕の少ない素材選びや、経年劣化の少ないシンプルな設計は資産価値の維持につながり、売却する際にも有利。(長期優良住宅)
将来を見据えた上でもメンテナンス性の高い住宅を選ぶ意義は高いでしょう。