2024.06.10 スタッフブログ

皆さんこんにちはサンクリエイトホーム渡辺です。

今回は採光と通風についてのポイントになります。
快適な住まいづくりには、自然の光や風を上手に家に取り込むことが重要になります。

〇採光のポイント
〈夏と冬の日差しの違いは？〉
太陽の高度は夏と冬で違い、夏は高い為、軒にさえぎられ部屋の内部までは強い直射日光はあまり入りません。
冬は高度が低くなる為、室内に光が入り暖かくなります。
夏の強い直射日光を遮るには、樹木を植えることで採光と室温をコントロールすることが出来ます。


家の南側に庭がある場合、落葉樹を植えておくと、夏には葉が茂り日差しを遮り、室温の上昇を防ぎます。冬には葉が落ちるので、日差しを遮ることなく、部屋の中まで暖かな日が入ります。
※隣家との距離や間取りなどの条件によって異なります。

 

〇通風のポイント
〈風の入口と出口をつくる〉
自然の風を上手に取り入れるには、風の「入口」と「出口」をつくることが大切です。

空気は温度が上がると上昇する性質を持っているので、吹き抜けや階段の上部に換気用の窓を設けることで、室内の熱気を逃がすことが出来ます。
隣家との関係で窓が取りにくい場合などは、地窓（床に近い窓）や高窓（天井に近い窓）を配置することで高低差が出来、風の流れが出来ます。
また、室内では、対角線上に窓を設けると風の通りがよくなります。


窓が多ければ風の通りが良いと言う訳ではなく、
窓の位置に考慮して風の通り道を作ることが大切です。