2024年4月 お役立ち情報
2024年4月お役立ち情報
≪家づくり指南≫
この記事をお読みの方の中には、これから住む家を建てる土地を
探しているお施主様もいらっしゃると思いますが、物件数が豊富で
地価も低めで、建築条件なしの土地、という条件だけでは
建てる場所の選択肢が多すぎて迷ってしまうでしょう
そこで今回は家を建てる場所探しで迷ったときの検討方法についてアドバイスします
自分だけの地図を作る
住宅会社や工務店、不動産会社から販売物件情報を受け取ったら
その場所を中心とする広範囲の地図をもらうか、Googleマップなどで確認してみましょう
まずは販売物件が存在するエリアを実家や会社までの距離、市町村や学校区、学校の評判などといった条件でいくつかに分けて、
物件をグループ分けしてご家族で優先順位を話し合います。プラスとマイナスの双方で将来的に予想される変化についても知っておきましょう
希望に最も近い地域から、新規分譲地なのか既存宅地なのか、面積や価格はどうかなど、場所決めのための重要な要素を地図に記入していきます
希望に2番目に近い地域、3番目に近い地域も、同じように記入して地図を完成させます
現地を歩いてみる
地図ができたら、実際に現地を訪れてみましょう
新規分譲地でも、すでに誰かが住んでいる家や工事中の場所があるかもしれません
周辺の建物を間近に見たり、意外な場所があったり、物件資料ではわからなかったことに気づくかもしれません
暗い雰囲気が漂っていたり、寂しい感じがしたりしないか、その街の雰囲気も感じてみましょう
家を建てられそうな面積があるか、土地の形状はどうか、地域の建築基準やゾーニング規制を踏まえているかということも確認しましょう
時間帯を変えて再度訪れてみるのもおすすめです
昼間は静かに見えても、夕方になると交通量が増えたり、人気がなくなった夜にはどんな場所になるか
住んでみないとわからない感覚を先に体験してみるのです
通園路や買い物に使う道に交番があるかどうか、危険な交差点がないかどうかなども調べておきましょう
特に就学前の子どもがいたり、おじいちゃんやおばあちゃんと同居する場合は、安心できる地域かという観点も重要です
「そこに住んでいる自分」を
イメージできるか
これらの情報をすべて整理したところで、最後に考えてみてほしいのは
その場所に住むイメージが湧くかどうかということです
たとえ条件が良くても、自分が住んでいるイメージがなぜか湧かず、ためらってしまうことがあります
直感を信じて、自分の気持ちに正直になりましょう
物件がたくさん販売されているエリアは、他にも同じ条件で販売されている土地があることも多いので、焦る必要はありません。
選択肢が多いエリアで土地を探すときは、じっくりと進めることが大切なのです
あらゆる情報を整理して、「ここだ!」と思える土地を見つけたら
直感に任せて迷わずに決断することが、良い土地を見逃さないコツです