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202年12月 お役立ち情報

お役立ち情報

2023年12月 〈お役立ち情報〉

 

[今月の豆知識]
大晦日に門松やしめ縄飾りを飾るのは「一夜飾り」になり年神様に失礼とされます。
正月の準備は事始めと言われ、上方では12月13日、
江戸では12月8日に行われていました。
鏡餅を飾るのは末広がりの8の日(12月28日)が良さそうですね。

年末年始の怖い住宅火災に対策しよう
こんにちは、サンクリエイトホーム伊藤です!

師走の気忙しい中でこの一年を振り返っております。
本年も大変お世話になりました。
年内も残りわずかですね。
年越しの準備はいかがですか?

年末年始に最も気をつけなければならないのは火災です。
特に1月は、建物火災の発生件数が1年の中で最も多いとされています。
「火の用心」と声をかけあう町内会などの巡回も見かけることが多い季節ですね。

住宅火災の主な原因は「コンロ」、次いで「たばこ」「放火」「ストーブ」となっており、
消防庁の統計ではこれらで全体の約半分を占めます。
寝たばこは絶対にダメですが、灯油ストーブやガスファンヒーター、
赤外線ヒーターなどの使用の際には慎重な行動を心がけ、
可燃物をこれらの暖房器具の近くに置かないようにしましょう。

防炎カーテンと火災警報器       
暖房器具の近くにカーテンを配置せざるを得ない場合には、「防炎」のカーテンを使うのがおすすめです。

「防炎」カーテンにも2つのタイプがあり、ひとつは燃えにくい繊維を使用したタイプ、
もうひとつは、後から「防炎加工」を施したタイプです。
消防法に定められた防炎性能試験に合格したものには、いずれのタイプでも防炎ラベルが付与されます。

また消防法では、住宅の寝室、階段、台所などには火災警報器を設置することを義務づけているのですが、
総務省の調査によれば、全国の住宅用火災警報器の推計設置率は79.8%で、約20%の住宅で未設置というのが現状です。
ご自宅の火災警報器の設置状況を再確認してみましょう。設置されていても、定期的な点検を行ってください。

消火器の備えを忘れずに        
台所には、天ぷら油火災などの備えとして、住宅用の消火器を備えることも忘れないようにしましょう。
消火器は1本6,000~1万円程度で入手できます。意識していない人が多いと思いますが、有効期間は約5年。

これを過ぎた消火器はリサイクルに回さなければなりません。

消火器をうまく使用できるか自信のない人は、エアゾール式の消火用具を検討してみてください。
これは噴霧するだけで消火できるもので、初期の小規模な火災には効果的です。
天ぷら油専用の消火パックというものもあります。鍋に入れたまま一定時間待つだけで消火できるという優れモノです。

ガスコンロの寿命は10年が目安   
ガスコンロなどの住宅設備機器は、新築時のまま使い続けているご家庭が多いと思いますが、
設計上の寿命はおよそ10年程度です。これはトイレやキッチン、ユニットバスなどの機器も同じです。

住宅そのものは30年から40年という長い年月使われるものですから、
その間に何回か設備機器を交換するということになります。
特にガスコンロは、安全性を確保するためにさまざまな安全装置が備えられているものですから、
10年以上を経過していたら交換を検討してください。

住宅火災のリスクをできる限り軽減して、安心で快適な暮らしを築きましょう。



今月のテーマ大工さんの家づくり指南
1階にウォークインクローゼット
を設けるのがトレンド


家に設置する設備機器は、時代に合わせてどんどん進化しています。
最新機器にはより生活を便利にしてくれる技術が搭載され、コンパクトになり、
価格もお手頃になっていきます。すると使いたい方が増え、それが一般化して当たり前のものになります。

例えば「食洗機」。
出始めの頃は、「高価だし、あまりきれいにならない」などと言われたこともありました。
しかしメーカーさんが改良を重ねた結果、今では多くの方が欲しいと思う商品になっています。

実は、これは「間取り」についても言えることなのです。


間取りも年々進化しています         
共働き世帯が増えたために、私たち工務店では、家事動線を短く便利にする「間取り」を研究してきました。
特にここ3年ほどの間に社会環境が大きく変化し、従来の間取りは大きく変化しています。

最近は、平屋が人気ということもあり、2階建て住宅でも、「1階で暮らしを済ませる」ことができる間取りが人気です。

たとえば従来は2階に設置することが多かったウォークインクローゼット(最近ではウォークスルークローゼットも増えています)を
1階にも設置したい、というご要望が急増しています。

 

ウォークインクロゼットを
1階に設けるメリット         
1階にウォークインクローゼットを設置すると、どんなメリットがあるでしょうか。

たとえば毎日の通勤や通学に必要な服装をまとめて1階に収納できます。
洗濯物を衣類乾燥機で乾かす場合、2階まで服を片付けに行く手間も省けるでしょう。

特に子どものいるご家庭では、1階にウォークインクローゼットを設置すれば、
着替え回数の多い子ども服を手軽に管理できるというメリットがあります。

ただ、1階にウォークインクローゼットを設置すると、1階の面積が増えるので、建築コストが上がる可能性があります。
ウォークインクローゼットのスペースを確保するために他の部分を縮小することになるので、間取りが複雑になりやすくなるのです。

 

1階と2階の両方に
設けるのがポイント         
この問題を回避するためには、ウォークインクローゼットのサイズをコンパクトにして、2階にも必要なスペースを確保することです。

1階には頻繁に着る服だけを収納し、
2階には本来のクローゼットやウォークインクローゼットを設けるわけです。

つまり、2階にも本来のクローゼットやウォークインクローゼットがあり、
その別に、1階には必要な衣服だけに厳選して収納するという方法です。

この場合、1階のウォークインクローゼットは2畳程度の小さめのものにして、
そこにご家族全員分の頻繁に着る衣類だけを収納するというイメージです。

このように、今まで2階に設置されることの多かったウォークインクローゼットを、
1階にも設置することがトレンドになりつつあります。動線も含めて間取りのバリエーションが増えるのはいいことですね。

間取り構成が複雑になりますので、個々のニーズに合わせて柔軟にカスタマイズしてくれる工務店に相談するのがおすすめです。

 

 

 

 

 

 

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