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大工さんの 家づくり指南!

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災害対策していますか?
地震・台風・豪雨・豪雪など、様々な災害のニュースが日々伝えられます。家を建てるなら災害対策が欠かせません。
中でも特に注意しておきたいのが、地震と台風への対策です。
住宅メーカーでは競って耐震性の高い建物を開発しています。
この点はプロにまかせて問題ないでしょう。
ただ、それぞれのご家庭でもしっかり耐震対策を実施していないと、地震の揺れによって屋内の被害が大きくなります。

落下物が凶器になることも
震度6を超えるような激しい揺れに襲われると、棚に置いただけのものは、倒れたり落ちたりするというよりも、横に飛んでくるように落下しますから、一種の凶器になってしまいます。
そこで重要なのが屋内の耐震対策です。
例えば、本棚の本は、棚の幅いっぱいに詰まっていれば簡単には飛び出してきません。
しかし、たいていの家では、本を取り出しやすいようにゆとりを持って本が収納されていることと思います。
すると、激しい揺れが起こったとき本が外へ飛び出してしまいます。
棚の中で動かないよう工夫が必要なのです。
食器棚も、激しい揺れによって一瞬で扉が開き、中の食器が飛び出し、床に落ちて割れます。
そのままでは、揺れがおさまってから床を歩いたり割れた食器を片付けたりするのは危険です。
そんな事態に備えて、防災用の鉄板を仕込んだスリッパや革手袋を用意しておくといいでしょう。
新築の家に作り付けの棚を設置する場合は、扉が簡単に開かないような開き戸ストッパーを取り付けてもらうなど、大工さんに相談してみましょう。
市販の棚を設置する場合は、ホームセンターなどで転倒防止の伸縮棒や金具などを買いましょう。
家具の寸法をメモしていくことをお忘れなく。

地震や台風が屋根に与える負担
意外と忘れがちなのは、屋根と窓です。                    
屋根には、積雪などによる「上からの力」、地震による「横揺れでかかる力」
そして台風などで強風を受けたときの「下からあおられる力」がかかります。
地震で横から力がかかると、押された建物は元に戻ろうとする力が生まれます。
屋根が重ければ重いほど、大きな力が建物にかかることになりますので、工務店では、
柱を補強して強い壁を作り、倒壊しないようにしています。
また屋根の軒が深いと、台風時の強風で屋根が飛ばされてしまう心配がありますので、屋根の材料に軽いものを選び、
軒を短くしておくことで、地震や台風時の建物の負荷を軽減しています。

台風対策は窓にも
台風のときには横からの強風にも気をつける必要があります。
庭木や他の家のものが飛んでくる危険性があるからです。
それらによって窓ガラスが割れてしまうと、強風が家の中に吹き込んできて、屋根を内部から突き上げて、大きな被害になってしまう可能性があります。
そうした事態を防ぐために、テラスや縁側などに大きな窓を作る場合は、必ず雨戸を設置するようにしましょう。
また、強固な雨戸やガラス飛散防止フィルムは必須です。
このように、新築やリフォームの際には、お施主様自らも地震や台風の対策を講じる必要があります。
もし、お気づきの点や分からない点があったら、現場の大工さんやサンクリエイトに相談してみてください。

 

 

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