今回のテーマは、「外壁材」です。
《サイディング 色選びのポイント》
外壁は住まいの印象を大きく左右する重要なアイテムです。
外壁材で、一般的に一番多く使われているのが『サイディング』。
色柄の種類が豊富なサイディングを選ぶ際のポイントをご紹介します。
◇周辺環境や外観デザインとの調和を!
外壁の色選びは、自分の好みだけではなく、
周辺の建物との調和を考慮して選びましょう。
住宅街では特に周囲の環境を乱さない配慮が求められます。
また、洋風や和風と言った家の外観デザインや、
屋根やサッシの色と合わせて検討しましょう。
面積効果とは、同じ色でも面積により明るく見えたり暗く見えたりする現象のことです。
例えば、小さなサンプルで見たときには暗めに感じる色も、
実際の大きな外壁で見ると明るく見えます。
サンプルで選ぶときは、イメージしている色よりも少し濃いめの色を選びましょう。
できれば展示場やショールームで大きなサンプルを見たり、
実際の施工例で確認しましょう。
外の太陽光の下で見るのと、室内の電気の下で見るのとでも、
見え方は違ってくるので注意が必要です。
サイディングは、張り分け方で印象が大きく変わります。
一種類を前面に張ると全体がすっきりと落ち着いた印象になります。
2種類を張り分けるケースも多くあります。
張り分けの場合は、上下や左右で色を変えたり、
建物の凹凸部分(バルコニーや玄関など)だけを買えるプランなどがあります。
◇張り分けは色合いやトーンを合わせて!
2種類のサイディングを使用する場合は、
同系色や同じトーンの色を選ぶとまとまりやすく、安定感が生まれます。
◇人気の色はナチュラルカラー!
サイディングで人気の色は、ベージュ系、白系、ブラウン系といった、ナチュラルカラーです。
無難ですが、どのような外観デザインにもなじみやすい色です。
これらをベースに、アクセントとして濃いめの色を取り入れるプランも人気です。
◇◇◇ POINT ◇◇◇
色選びは重要なポイント!サンプルだけで選ぶのは難しいので、
できるだけ実際の施工例を見て選ぶようにしましょうね!