今回のテーマは、前回に続き「エクステリアその3」です。
《植栽の役割》
エクステリアの中でも、家全体のイメージを大きく左右するのが「植栽」です。
雰囲気づくりだけでなく、様々な役割も担います。
◇目隠し
大きな窓の前など、外からの視線を遮りたい場所に植栽を施すことで、
光や風を通しながらも程よい目隠し対策になります。
植栽があることで日差しの調整ができます。
特に落葉樹があると、夏は葉が生い茂ることで強い日差しを遮り、
冬には葉を落とすので暖かな日差しを通します。
樹木の種類によっては、花が咲いたり、紅葉したり、実がなったりと、
四季折々に移ろい行く庭を楽しむことができます。
◇生け垣として
隣家や道路との境界をフェンスではなく生け垣にすることで、
隣家や道路との境界をフェンスではなく生け垣にすることで、
雰囲気も街並みの景観もよくなります。
また、目隠し効果のほかにも、防風防音防火等の効果もあります。
◇シンボルツリーとして
門周りや庭に、ある程度の高さのある樹木を設けて、
家のシンボルツリーとする事が人気です。
シンボルツリーがあることで、外構や家の雰囲気がグッと良くなります。
シンボルツリーとしての人気の樹木は、
シマトネリコ・ヤマボウシ・モミジ・ソヨゴ・シャラ・
ハナミズキ・オリーブ・キンモクセイなどがあります。
◇◇◇ POINT ◇◇◇
植栽は植える位置や使い方によって建物の印象がガラリと変わります!