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今回のテーマは、「住宅設備に関する調査について」
◇◇◇ 水まわりに対する要望や不満は? ◇◇◇
TOTOでは、一般家庭の住宅設備に関する意識調査を2002年から実施しています。
昨年実施した調査から見えてきた、水まわりに対する現状や不満・要望等をご紹介します。
◇築10年を超えると半数近くが「リフォーム希望」
水まわりは毎日酷使する場所なので、リフォームの希望も多い場所です。
一戸建て、マンションともに築10年を超えると半数近くがリフォームしたいと思っているようです。
築年数が経過すると、部分的にではなく、空間全体をリフォームする傾向も高くなり、
築30年以上の戸建ては、「耐震性」にも強いニーズがあるようです。
◇浴室はシステムバスが増加
浴室は、システムバス(ユニットバス)が浴室プランの定番となっています。
手すりや乾きやすい床、お湯の冷めにくい浴槽などを設置する家庭が増えていて、
使い勝手が良く、お手入れしやすく、省エネ性能に配慮したシステムバスが注目されているようです。
また、洗面所は脱衣室や洗濯機置き場のイメージがありますが、
最近では、浴室とのコーディネートや来客にも対応できるような空間にしたいという要望も多いようです。
◇キッチンは緩やかに仕切られたタイプが増加
キッチンは「リビングダイニングがキッチンと腰壁やキッチン本体で仕切られている」タイプが増加していて、
独立した間取りは減少傾向にあるようです。
不満を見てみると、作業スペースの狭さや収納不足、掃除の大変さなど、
築年数の古い住宅になるほど増えてきます。
また、最近では料理をする男性が増えていますが、
夫婦2人暮らしの男性は2割以上、12歳未満の子供がいるお父さんの約1割が
ほぼ毎日料理をするという結果が出たそうです。
◇トイレはタンクレスタイプが増加
性能やデザイン性の高さで人気のタンクレストイレ。
築10年未満の戸建て住宅の1割がタンクレストイレを設置していて、増加傾向にあるようです。
また、トイレは常に清潔に保ちたい場所ですが、
約半数の人は掃除が面倒に感じている場所でもあるようです。
◇◇◇ POINT ◇◇◇
水まわりの設備は、お手入れがしやすく、
デザイン性も高い商品が続々と発売されています。
自分の好みの商品が見つかるといいですね。