今回のテーマは「間取り図の記号」について
◇◇◇ 間取り図の記号の意味 ◇◇◇
住宅の間取り図には一般的に「LDK」などの記号が記載されていますが、
「これは何の略?」と思ったことはありませんか?
今回は「ちょっと分かりにくい記号」についてのお話です。
◆SLDKの「S」とは?
間取図りで見かける「1SLDKや3LDK+S」の「S」とはサービスルームの略です。
建築基準法では、窓の大きさが居室面積の7分の1以上無い場合、居室として認められません。
そこで、居室として認められない部屋のことを「サービスルーム」と呼んでいます。
納戸や収納スペースとして使う場合が多いですが、
実際には独立した部屋として十分使える場合も多いです。
◆DENとは?
DENとは英語で「巣・洞穴」を意味する言葉です。
このことから、書斎や趣味を楽しむ部屋という意味合いで使われることが多く、
一般的には書斎を表すことが多いようです。
◆WICとWTCの違いは?
WICはウォークインクローゼットの略で、
中に歩いて入り、服を選ぶくらいの広さをもったクローゼットのことです。
WTCはウォークスルークローゼットの略で、WICとほぼ同じですが、
出入り口が2つあり、隣室に通り抜けできるタイプのクローゼットのことです。
最近ではFC(ファミリークローゼット)などの表記もあります。
◆SICとは?
SICはシューズインクローク(クローゼット)の略で、
玄関脇にあり、靴を履いたまま入れるタイプのクロークのことです。
靴だけでなく、アウトドア用品やゴルフ、スキー道具など、
様々なものを収納できるので、人気の設備の1つです。
青森では、雪かきの道具を置いておければ便利ですね。
◇◇◇ POINT ◇◇◇
サービスルームとDENの明確な違いはなく、
他にもN(納戸)やSTR(ストレージ)と表記されることもあります。
サンクリエイトホームでは、このような記号での表示をできるだけ避けて、
誰が見ても分かるような表記にしているので安心してくださいね。