大好評土地シリーズ第10弾をお届けします。
【今回のテーマ】
不動産広告を見ていると「建ぺい率」「容積率」という言葉が必ず出てきます。
何となくは知っているのですが、詳しく教えてください。
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のこと。
容積率とは、敷地面積に対する建物の延べ床面積
(例えば2階建ての建物なら1階と2階の床面積の合計)の割合を指します。
それぞれの土地には建ぺい率・容積率の上限が定められています。
簡単に言うと建ぺい率が高ければより広い家を建てられ、
容積率が高ければより背の高い家を建てられるということになります。
例えば、建ぺい率50%、容積率100%の敷地なら、2階建てが精いっぱいです。
もし、3階建てを希望するなら、容積率150%以上が認められる土地でないと難しいでしょう。
しかし、一定の条件を満たすと、地下室は容積率に算入されないなどの措置もあります。
建ぺい率・容積率の数値だけで判断せず、希望の間取りの家が建てられるか、
住宅会社に相談してみるのが良い方法です。
◇◇◇ POINT ◇◇◇
建ぺい率と容積率によって建てられる家の大きさは決まる。
1・建ぺい率・容積率は土地ごとに定められている
2・建ぺい率が高いと広い家、容積率が高いと背の高い家が建てられる