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サンホームの佐藤です。
今回は、家づくりワンポイントアドバイス「家庭内事故を防ごう」です。
◇◇◇ 家庭内には危険がいっぱい ◇◇◇
大人が快適に暮らす住まいも、小さな子どもにとっては危険がいっぱいです。
1歳から4歳の子供の死亡原因のトップは「不慮の事故」。
そして、その半数以上は家庭内での事故とのことです。
家づくりの際は「デザイン」「間取り」「予算」などが重要になりますが、
子供や高齢者にとっての安全もしっかり考慮しておきたいですね。
◆危険なところワースト5 (All About記事より抜粋)
乳幼児にとって最も危険なところは次の5項目です。
1・階段
建築基準法では踏み面15cm以上、蹴上げ23cm以下と決められていますが、
この数値通りの階段をつくると、57度の急こう配の階段になり、とても危険です。
2・浴室
1歳から4歳までの死亡事故の1/3は水死。その中の8割が浴槽で起きています。
3・建具
折れ戸のすき間やドアに手を挟んで怪我をする。
4・小さな段差
床の段差は、手前より向こう側の段差が危険です。
5・ガラス
出入り口周辺、階段周りなど、衝突の発生しやすい場所に使うガラスはとても危険。
◆特に注意が必要な階段と浴室
階段は、乳幼児に限らず、家の中でも事故の起こりやすい危険な場所です。
階段の勾配を緩やかにする、手すりを設置するなど、安全面を良く考慮しましょう。
また、浴室も事故の多い場所です。
乳幼児の場合は10cmの水深でも溺れてしまうことがあります。
小さな子供が1人で入れないようにカギを設置する、残し湯をしない等の注意をしましょう。
◆意外な場所の事故
意外な場所の事故として、最近は、ブラインドやロールカーテンのタッセルなどの
「ひも」が乳幼児の首に巻きつくなどの事故が多くなっています。
ブラインドなどのひもは巻き上げておく、タッセルは外しておく、または手の届かない位置にするなどの注意をしましょう。
子供の事故は思わぬ場所でも起きることが多いものです。
早めの対策を講じることが大切ですね。
家づくりで気になることや疑問などがありましたら、
サンクリエイトホームまでお気軽にご相談ください。