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住宅の地震対策 その2 住まいの耐震等級

お役立ち情報

住まいの「耐震等級」とは?

2000年に住宅の品質を高める目的で、
「住宅品質確保促進法」俗にいう「品格法」が施行されました。

それに基づき、10分野の住宅の性能を、
共通の基準で評価して等級などで表示する
「住宅性能表示制度」という制度ができました。

「耐震等級」はその中のひとつで、
地震に対して建物の倒壊、崩壊のしにくさを3段階で表したものです。
専門の知識が無くても建物の耐震性能を理解しやすくなります。

【耐震等級の基準】
◇耐震等級1
数百年に一度発生する地震(※1)の地震力に対して、
倒壊、崩壊せず、数十年に一度発生する地震(※2)の
地震力に対して損傷しない程度。

◇耐震等級2
耐震等級1の地震力の1.25倍の地震に対抗できる程度。

◇耐震等級3
耐震等級1の地震力の1.5倍の地震に対抗できる程度。

※1
想定する地震の揺れの強さは地域によって異なりますが、
東京を想定した場合、震度6強から7程度に相当します。

※2
想定する地震の揺れの強さは、東京を想定した場合、
震度5強程度に相当します。

この耐震等級1の基準が、”建築基準法と同等”となるので、
建築ができる最低基準となります。

現在の建築基準法通りに建物を建てた場合は、
東日本大震災レベルの地震では建物が損傷する可能性はありますが、
倒壊や崩壊は防げられるということになります。

ただし、これは確率的な問題なので、
実際に生じる地震の性質によっても変わるので、
あくまでも「目安」になります。

◇◇◇ POINT ◇◇◇

家を建てる際や、中古の物件を購入する際には、
耐震性能を判断する基準のひとつとして、
「耐震等級」にも注目しておきたいですね!


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